19歳で、聴覚障害3級。バリバリ働いて障害年金ももらえますか?

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19歳で、聴覚障害3級。バリバリ働いて障害年金ももらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は19歳で、聴覚障害3級です。

20歳になったら障害年金の申請をしようと考えていますが、

同時に就職も考えています。

将来のことを考えて資格などを取って、

給料も20万くらいもらえるような仕事を探そうと思っています。

そこで質問ですが、バリバリ働いて障害年金ももらえますか?

本回答は2017年7月時点のものです。

 

障害年金において、聴覚の障害による障害の程度は、

純音による聴力レベル値および語音による聴力検査値により認定されます。

そのため働いていても聴力レベルが認定基準に該当しているのであれば、

受給することができます。

 

聴覚障害による障害年金の認定基準は以下の通りです。

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

 

身体障害者手帳の聴覚障害3級の程度は、以下の通りです。

  • 両耳の聴力レベルが90デシベル以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの)

 

上記の認定基準に当てはめると、

障害年金2級に認定される可能性が考えられます。

 

障害年金は障害認定日が到来すれば申請することができます。

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日は、

  • 20歳の誕生日
  • 請求する傷病の初診日から起算して1年6か月を経過した日

のいずれか遅い方となります。

 

20歳の誕生日前後3か月以内の診断書を取得し、

申請をしましょう。

 

ただし、20歳前傷病による障害基礎年金については、

本人が保険料を納付していないことから、所得制限が設けられていますので、

ご注意ください。

 

20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限

扶養親族がいない場合、

  • 所得額4,621,000円を超えると全額支給停止
  • 所得額3,604,000円を超えると年金額の2分の1が支給停止

となります。

 

20歳前障害の障害年金の申請について

初診日が古くなると初診日の特定と証明が非常に困難になります。

初診日の特定と証明、十分な書類作成等、

申請に必要な書類の準備には専門知識が必要ですので、

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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