聴覚障害6級(左100db、右60db)で障害厚生年金の受給は可能なのでしょうか?

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聴覚障害6級(左100db、右60db)で障害厚生年金の受給は可能なのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私の友人は現在39歳で、聴覚障害6級(左100db、右60db)のため、

障害者枠で働いています。

10年前に突然聴力が落ちたそうで、当時は厚生年金に加入していたとのことです。

毎月の収入が少なく、障害厚生年金を申請したいとのことですが、

友人は障害厚生年金の受給は可能なのでしょうか?

本回答は2019年3月現在のものです。

 

初診日の時点で厚生年金に加入し、保険料納付要件を満たしていれば、

障害厚生年金の申請が可能となり、障害の程度が認定基準に該当する程度であれば、

障害厚生年金が支給されます。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、

初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

※初診日とは…障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

※平均純音聴力レベル値=a+2b+c/4

  • a:周波数500ヘルツの音に対する純音聴力レベル値
  • b:周波数1000ヘルツの音に対する純音聴力レベル値
  • c:周波数2000ヘルツの音に対する純音聴力レベル値
  • d:周波数4000ヘルツの音に対する純音聴力レベル値

 

ご質問内容からは、平均純音聴力レベル値が分かりかねるため、

等級に該当するかの判断は致しかねますが、

上記の要件をご参考いただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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