本回答は2015年11月時点のものです
両耳の聴力レベルが100デジベル以上とのことですので、以下に該当します。
聴覚障害1級の認定基準
両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの
20歳前傷病の障害基礎年金には所得制限があります。
20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限
所得制限額は、扶養親族が3名であれば、
- 所得額5,761,000円を超えると全額支給停止
- 所得額4,744,000円を超えると年金額の2分の1が支給停止
となります。
現在、所得が約500万円とのことですので、
半額支給停止となる可能性があります。
なお、扶養親族に特定扶養親族(16歳以上23歳未満)のものがいる場合、
所得制限額が一人当たり250,000円増加します。
20歳前障害の障害年金の申請について
初診日が古くなると初診日の特定と証明が非常に困難になります。
初診日の特定と証明、十分な書類作成等、
申請に必要な書類の準備には専門知識が必要ですので、
関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。
申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、
1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。
慎重に書類をご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください
上記で申し上げましたように、
障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、
障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」
との指摘が出ているほどです。
より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。
私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。
もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。