職場の人間の理解とサポートがあって就労が続いている状態は、障害厚生年金2級の対象になりますか?

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職場の人間の理解とサポートがあって就労が続いている状態は、障害厚生年金2級の対象になりますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

うつ病と診断されたのは10年前で、会社の人間関係が原因でした。

それから休職と復職を繰り返しています。

今は部署も変わり、職場の人間の理解とサポートがあって就労が続いています。

この状態は障害厚生年金2級の対象になりますか?

本回答は2018年4月現在のものです。

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、

労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

実際に就労をしていたとしても障害年金2級の認定を受けられた事例はあります。

 

うつ病の認定基準は、以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を踏まえ、上記認定基準の2級に該当していると判断されれば、

障害厚生年金2級を受給することができます。

 

ご質問内容からは、日常生活能力等の詳細がわかりかねますので、

等級の判断は致しかねますが、

障害年金の申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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