国民年金を今まで一度も納付していない場合、障害年金をもらうことは不可能ですか?

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国民年金を今まで一度も納付していない場合、障害年金をもらうことは不可能ですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

今、私は27歳です。21歳のときにうつ状態となり、心療内科に通っていました。

22歳から25歳まで海外の大学に留学し、 26歳から統合失調症を発症しています。

医師から障害年金2級を申請できると言われています。

しかし私は今まで一度も国民年金を払ったことがありません。

国民年金を今まで一度も納付していない場合、障害年金をもらうことは不可能ですか?

本回答は2018年4月現在のものです。

 

障害年金の申請において、

保険料納付要件を満たしていない場合は、支給されません。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

ご質問者様の場合、21歳の時に心療内科に通っていたとありますので、

その病院を初めて受診した日が初診日になることが考えられます。

その時点で上記の要件を満たしていない場合は、障害年金を受給することはできません。

 

なお、未納ではなく、免除や猶予の場合は、

要件を満たしている場合がありますので、

一度ご確認されてはいかがでしょうか。

 

申請免除とは

国民年金の第1号被保険者本人、保険料連帯納付義務者である世帯主・配偶者のいずれもが、

以下のいずれかに該当するときは、申請して承認を受ければ、

保険料の全額または一部の納付義務が免除されます。

  • 所得が低いとき
  • 本人またはその世帯の人が生活保護の生活扶助以外の扶助を受けているとき
  • 保険料の納付が著しく困難なとき等

※申請免除には全額免除と3/4免除、半額免除、1/4免除があります。

 

若年者納付猶予制度とは

20歳から50歳未満で、

本人および配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が

一定額以下の場合、保険料の納付が猶予されます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

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