もし知的障害と診断されたら、障害基礎年金2級がもらえるのですか?

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もし知的障害と診断されたら、障害基礎年金2級がもらえるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私の姪は知的障害のため、障害基礎年金2級をもらっています。

姪の様子を見ていると自分にも当てはまるところがあり、もしかしたら私も知的障害があるのかもしれません。

私は中学を卒業してからずっと父親の店の仕事を手伝っているので、知的障害があるとはわからなかったのですが、45歳でも知的障害と診断されることはあるのですか?

もし知的障害と診断されたら、私も障害基礎年金2級がもらえるのですか?

 

大人になってから知的障害と診断されることはあります。

ただし、知的障害と診断されたとしても、必ずしも障害基礎年金がもらえるものではありません。

医師に診断書を作成してもらい、審査を受け、障害の状態が認定基準に該当すると判断された場合、障害基礎年金の受給が可能となります。

知的障害の認定について

知的障害の認定に当たっては、知能指数のみに着眼することなく、日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

日常生活能力等の判定当たっては、身体的機能および精神的機能を考慮の上、社会的な適応性の程度によって判断されます。

知的障害の認定基準

  • 1級…食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、その療養状況を考慮するとともに、

  • 仕事の種類
  • 仕事の内容
  • 就労状況
  • 仕事場で受けている援助の内容
  • 他の従業員との意思疎通の状況

等を十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

 

ご質問者様の場合、まだ受診をしていないことが拝察されます。

まずは知的障害を診ていただける病院を探し、受診することから始めましょう。

 

(本回答は2022年4月現在のものです。)

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