知的障害で障害基礎年金をもらっているため、厚生年金と雇用保険は意味がないですよね?

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知的障害で障害基礎年金をもらっているため、厚生年金と雇用保険は意味がないですよね?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

息子のことで相談です。

息子は知的障害で障害基礎年金をもらっています。

障害者雇用で一般企業に就職しました。

すると給与から厚生年金、雇用保険が引かれていました。

障害基礎年金をもらっているため、厚生年金と雇用保険は意味がないですよね?

その分を貯金に回した方がいいと思っています。

免除になりませんか?

本回答は2015年8月のものです。

 

現在、障害基礎年金を受給されているとのことですが、

原則として65歳になると老齢年金の受給権を得ることができます。

老齢年金と障害年金の受給権両方を得られた場合に、

両者を合わせて受給することはできませんが、

最も有利となる組み合わせを選択することとなります。

障害年金と老齢年金の両方の受給権を得られた場合の組み合わせ

選択することのできる組み合わせは、

  • 障害基礎年金+障害厚生年金
  • 老齢基礎年金+老齢厚生年金
  • 障害基礎年金+老齢厚生年金

の3通りとなります。

 

現在納付されている厚生年金は、

老齢基礎年金、老齢厚生年金に反映されますので、

無駄とはなりません。

 

また、雇用保険料についても、

障害年金と基本手当(失業手当)は併給可能となっており、

減額や支給停止の対象となっていませんので、

無駄とはなりません。

 

なお、厚生年金には免除制度はありません。

雇用保険料についても、64歳以上の高年齢被保険者を除いて免除制度はありません。


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