発熱や腹痛で内科行った日を初診日にして障害年金の請求手続きをすることは可能ですか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

発熱や腹痛で内科行った日を初診日にして障害年金の請求手続きをすることは可能ですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は21歳の時から精神科に通い、うつ病と診断されています。

アルバイトしかできず年金を払っていなかったので、

障害年金の請求はできないと言われました。

実はその前の19歳の時から、原因不明の発熱や腹痛で内科に行っており、

特に腹痛はストレスが原因ではないかと言われていたので、

今のうつ病につながるのではないかと思っています。

この時を初診日にして障害年金の請求手続きをすることは可能ですか?

本回答は2019年9月現在のものです。

 

内科で抗うつ薬を処方されている場合や、精神科を紹介されている場合は、

内科を初診日と主張して請求することは可能でしょう。

ただし、その日を初診日と認めるかについては保険者が判断することとなります。

 

ご質問者様の場合、

21歳の時を初診日とすると、保険料納付要件を満たすことができないが、

19歳の時を初診日とすると、保険料納付要件は問われないため、

障害基礎年金の請求手続きが可能となることが拝察されます。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

ご質問内容からは、内科でどのような処方がされていたか、

精神科への紹介があったかなど詳細が分かりかねるため、

その時を初診日と認められるかについては判断いたしかねますが、

障害年金の請求を検討されているのであれば、

まずは、内科で受診状況等証明書の作成を依頼されてはいかがでしょうか。

 

なお、うつ病の認定基準は以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

疑問などがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00