難聴で障害者手帳4級ですが、障害年金はもらえるでしょうか。

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難聴で障害者手帳4級ですが、障害年金はもらえるでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は小学生の頃から片耳難聴で障害者手帳6級を持っていました。

子供の頃は相手の口を見て判断できたので補聴器はつけていませんでしたが、就職してからは補聴器をつけています。

現在30歳で、だんだん反対側の耳も聞こえにくくなり、いよいよ電話応対が難しくなってきました。

より高性能な補聴器を買わないといけないのですが、高額なのでなかなか買えません。

障害者手帳は4級になりましたが、手当などはないと言われました。

このような状態で障害年金はもらえるでしょうか。

ご質問者様の場合、障害基礎年金が受給できる可能性が考えられます。

 

小学生のことから片耳難聴とのことですので、初診日は20歳より前にあることが拝察されます。

そのため、20歳前傷病の障害基礎年金の請求になるため、障害の状態が1級もしくは2級に該当する場合、受給が可能となります。

身体障害者手帳4級の聴覚障害の程度は、

  • 両耳の聴力レベルが80デシベル以上のもの(耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの)
  • 両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの

ですので、次の障害認定基準に照らし合わせると、2級に該当する可能性が考えられます。

 

20歳前傷病の障害基礎年金とは

先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が認定基準に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。

等級は1級と2級があり、障害の程度によって決められます。

※初診日とは、出生直後に、あるいは乳幼児期の健康診断(6ヶ月〜3歳時健診)、または養護学校、更生相談所等の各種検査のいずれかにおいて、医師または歯科医師の診断により、20歳までに障害が確認されている場合や、療育手帳等が交付されている場合を含みます。

 

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

【障害手当金】

  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定しているもの

 

改めて検査数値を確認し、障害基礎年金の申請についてご検討されてはいかがでしょうか。

 

(本回答は2022年8月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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