強迫性障害で障害年金の申請を検討していますが、3級も通る可能性はないでしょうか?

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強迫性障害で障害年金の申請を検討していますが、3級も通る可能性はないでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は10代の頃から精神科に通っています。

病名は強迫性障害です。

症状は重いと思います。

障害年金の申請を検討していますが、3級も通る可能性はないでしょうか?

本回答は2020年11月現在のものです。

 

強迫性障害は、障害年金の認定の対象とされていません。

そのため、診断名が強迫性障害のみの場合は、障害年金の認定を得ることは非常に困難です。

神経症での障害年金申請について

強迫性障害などの神経症にあっては、その症状が長時間持続し、一見重症なものであっても、原則として、認定の対象とはなりません。

「神経症にあっては原則として認定対象とならない」とは、その傷病による障害については、それがどのようなものであっても、その状態をもって、障害等級に該当する程度以上の障害の状態にあたるものとはしない、との趣旨となっております。

 

ただし、その臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症または気分障害に準じて取り扱うとされ、例外的に認定の対象となります。

強迫性障害については再審査請求で支給となった裁決もあります。

 

ご質問者様の場合、症状は重いとのことですので、認定が得られる可能性はゼロではありませんが、上記の通りの取扱いとなっております。

 

強迫性障害以外に、うつ病や双極性障害、発達障害などの診断がされている場合は、認定の対象となっているため、スムーズに審査が行われることが考えられます。

障害年金は、障害の状態が等級に該当する程度であれば受給できます。

  • 3級…労働に著しい制限があるもの
  • 2級…日常生活に著しい制限があるもの
  • 1級…他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

※3級は障害厚生年金請求の方のみにある等級です。

 

一度、診断名を確認されてから、改めて障害年金の申請についてご検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、10代から精神科に通っているとのことですので、20歳前傷病の障害基礎年金の申請になることが拝察されます。

3級はなく、2級以上に該当する場合、認定を得ることができます。

20歳前傷病の障害基礎年金とは

先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が認定基準に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。

等級は1級と2級があり、障害の程度によって決められます。

※初診日とは、出生直後に、あるいは乳幼児期の健康診断(6ヶ月〜3歳時健診)、または養護学校、更生相談所等の各種検査のいずれかにおいて、医師または歯科医師の診断により、20歳までに障害が確認されている場合や、療育手帳等が交付されている場合を含みます。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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