全額免除が1年続いています。障害年金を受給することは可能なのでしょうか?

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全額免除が1年続いています。障害年金を受給することは可能なのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は5年前の32歳の時にパニック障害になったことがきっかけで、

ADHDであることが判明しました。

仕事をやっても長続きせず、人間関係で辞めることも多かったので、

収入は安定せず、年金はほぼ未納状態で現在まで来てしまいました。

昨年から免除制度があることを知り、全額免除が1年続いています。

この状態で障害年金を受給することは可能なのでしょうか?

本回答は2019年2月現在のものです。

 

障害年金を受給するためには、保険料納付要件を満たす必要がありますが、

この保険料納付要件とは、以下の通りです。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

上記のように、この要件は「初診日」の前日において満たす必要があります。

現時点で問われているのではありません。

 

初診日とは

障害の原因となった傷病について、

初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

ご質問内容からは、具体的な初診日が分かりかねますが、

5年前にパニック障害で初めて受診している場合は、

その時点で保険料納付要件を満たしている必要があります。

 

ほぼ未納状態とのことですが、正確な納付状況は年金事務所で確認することができます。

まずは初診日を確認し、納付状況を確認されてはいかがでしょうか。

 

なお、ADHDなどの発達障害の認定基準は、以下の通りです。

申請の際、参考にしていただけると幸いです。

 

発達障害の認定について

発達障害については、

たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により

対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために

日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

 

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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