障害認定日の時は手帳が3級だったので障害基礎年金の受給は難しいですか?

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障害認定日の時は手帳が3級だったので障害基礎年金の受給は難しいですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は17歳の時にアスペルガー症候群と診断され、その時は障害者手帳3級でした。

でも23歳の時に双極性障害の診断もされ、手帳は2級になりました。

今は25歳ですが、2級のままです。

今障害基礎年金の申請をすれば通ると思いますが、

認定日の時は3級だったので受給は難しいですか?

本回答は2019年4月現在のものです。

 

精神保健福祉手帳と障害年金について

精神保健福祉手帳と障害年金は、

根拠法も審査機関も認定基準も異なる全く別の制度であり、

両者の等級は連動するものではありません。

 

そのため、精神保健福祉手帳が3級であっても、

障害基礎年金の認定が得られる事例もあります。

 

ご質問者様の場合、障害認定日は20歳の誕生日になります。

その時点で障害の状態が2級以上に相当する場合は、

20歳の誕生日にさかのぼって障害基礎年金が支給されます。

 

アスペルガー症候群の認定基準

  • 1級…社会性やコミュニケーション能力が欠如しており、かつ、著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの
  • 3級…社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

申請の際は、20歳の誕生日の前後3か月以内の診断書を取得しましょう。

 

なお、現在は双極性障害と診断されているとのことですので、

下記の認定基準によって審査されます。

 

双極性障害の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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