知的障害でIQ69です。なぜ障害年金の不支給通知が来たのでしょうか?

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知的障害でIQ69です。なぜ障害年金の不支給通知が来たのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

知的障害で息子の障害年金申請をしたのですが、不支給の通知が来ました。

IQ69で、療育手帳も持っています。なぜ不支給なのでしょうか?

本回答は2020年2月現在のものです。

 

療育手帳はIQを基準に発行されますが、障害年金の認定はIQで決まるものではありません。

 

知的障害の認定について

知的障害の認定に当たっては、知能指数のみに着眼することなく、日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

日常生活能力等の判定当たっては、身体的機能および精神的機能を考慮の上、社会的な適応性の程度によって判断されます。

 

知的障害の認定基準

  • 1級…食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの

 

ご質問内容からは、息子様の日常生活状況がわかりかねますが、家族のサポートがなくてもある程度生活ができている場合や、就労に大きな支障がない場合は、障害年金の認定が得られない場合があります。

 

認定基準にあてはまる程度であり、不支給という結果に納得がいかない場合、不服申立て(審査請求、再審査請求)をすることができます。

 

審査請求、再審査請求とは

決定に不服があるときは、その決定があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内に、文書または口頭で審査請求をすることができます。

審査請求の決定に対してさらに不服があるときは、決定書の謄本が送付された日の翌日から起算して2か月以内に、再審査請求をすることができます。

 

不服申立てをすれば必ず結果が覆る、というものではなく、過去のデータからはむしろ覆る可能性の方が低くなっていますが、絶対覆らない、ということもありません。

最初の診断書にどのように記載されているかが分かりかねますが、先の診断書や申立書の内容が、上記の障害認定基準と照らし合わせて、明らかに等級に該当しているのであれば、不服申し立てを検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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