難病を抱えてますが年金をほとんど払った事がありません。障害年金をいただくことはできないでしょうか?

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難病を抱えてますが年金をほとんど払った事がありません。障害年金をいただくことはできないでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は四十近い上に、クローン病という難病を抱えてます。

二回離婚して、当時の主人二人とも年金支払いを拒否していたため、

年金をほとんど払った事がありません。

やはり障害年金をいただくことはできないでしょうか?

今から年金払っても遅いですか?

本回答は2018年7月現在のものです。

 

障害年金は、難病であっても、

保険料納付要件を満たしていない場合は、受給権を得ることはできません。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

この保険料納付要件は、初診日の前日において満たしている必要があります。

未納期間分を後から納めることもできますが、

初診日以降に納めても、納付要件を満たすことにはなりません。

 

ご質問内容からは、初診日が分かりかねますが、

20歳前であれば、納付要件が問われない場合もあります。

まずは初診日を確認しましょう。

 

初診日とは

初診日とは、障害の原因となった傷病について、

初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

 

なお、障害基礎年金の申請では、

2級以上に該当すると判断された場合支給されます。

 

難病の認定について

クローン病などの難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、

発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、

客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分に考慮して、

総合的に認定されます。

 

クローン病の2級、3級に該当する一般状態

【2級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

【3級】

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

 

ご質問内容からは、支給要件を満たしているか確定的なことは申し上げかねますが、

上記についていま一度ご確認ください。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

 

 

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