「壊死性ミオパチー」という病気に。障害年金があると聞きましたが、今まで専業主婦で年金は掛けていません。

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

「壊死性ミオパチー」という病気に。障害年金があると聞きましたが、今まで専業主婦で年金は掛けていません。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

自己免疫疾患の「壊死性ミオパチー」という病気になりました。

ステロイド治療をすることになったのですが、

入退院の繰り返しになりそうで、

風邪やインフルエンザ、その他の感染症にかかりやすく、

マスクはもちろん、人混みは避けなければなりません。

障害年金があると聞きましたが、今まで専業主婦で年金は掛けていません。

生活保護しかないのでしょうか?

本回答は2017年7月現在のものです。

 

壊死性ミオパチーも障害年金の対象となっています。

 

ミオパチーとは、一般的には筋肉の疾患の総称を指し、

非常に多くの病気を含んでいると言われています。

 

ご質問内容からは、どの部分に筋力に影響が見られているか分かりかねますが、

ミオパチーとのことですので、広範囲に症状が及んでいるものとして

以下に認定基準を記載致します。

 

肢体の障害の認定基準

関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

なお、他動可動域による評価が適切ではないもの

(例えば、末梢神経損傷を原因として関節を可動させる筋が弛緩性の麻痺となっているもの)については、

筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

各等級に相当する障害の状態は、

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの
  • 四肢の機能に相当程度の障害を残すもの

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの
  • 四肢に機能障害を残すもの

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの

 

障害年金の申請において、保険料納付要件は以下の通りです。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

ご質問内容に、今まで専業主婦で年金は掛けていませんとありますが、

夫の厚生年金の扶養に入っている期間は、国民年金第3号被保険者となり、

保険料は、配偶者が加入している厚生年金や共済組合が一括して負担しますので、

個別に納める必要はありません。

上記の支給要件についても、国民年金第3号被保険者期間については、

未納ではなく、保険料納付済として扱われますので、

支給要件を満たすこととなります。

 

なお、障害年金と生活保護を二重に受給することはできませんので、ご注意ください。

生活保護と障害年金の関係

生活保護と障害年金の両方の受給権を得られた場合、

障害年金は満額支給され、生活保護費の方が調整を受けることとなります。

生活保護と障害年金は以下のような関係になります。

  • 最低生活費>障害年金の場合、障害年金は満額、最低生活費は障害年金との差額分が支給されます。
  • 最低生活費<障害年金の場合、障害年金は満額、最低生活費は支給されません。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。 

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00