筋ジストロフィー。上肢、下肢ともに進行しています。障害年金は重複障害になるのですか?

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筋ジストロフィー。上肢、下肢ともに進行しています。障害年金は重複障害になるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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筋ジストロフィーです。

徐々に進行しており、下肢だけでなく、上肢の筋力も衰えてきています。

以前は杖をついていたのですが、

今は車いすとなりました。

この場合、下肢と上肢の重複障害になって、併合認定?というのになるのですか?

本回答は2017年3月時点のものです。

 

筋ジストロフィーにより筋力低下が上肢及び下肢などの広範囲にわたる場合、

重複や併合ではなく、「肢体の機能の障害」として認定されます。

 

肢体の機能障害の認定について

肢体の機能の障害の程度は、

関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

なお、他動可動域による評価が適切ではないものについては、

筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

肢体の障害の認定基準は、以下の通りです。

肢体の障害の認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの
  • 四肢の機能に相当程度の障害を残すもの

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの
  • 四肢に機能障害を残すもの

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの

 

ご質問内容からは筋力や日常生活動作の状態についてわかりかねますので、

受給の判断まではしかねますが、

車いすを使用しているとのことですので、

障害年金の等級に該当する可能性も考えられます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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