解離性同一性障害で障害年金の受給は厳しいでしょうか。

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解離性同一性障害で障害年金の受給は厳しいでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は15歳の時から解離性同一性障害という精神疾患を患っています。

現在25歳ですが、状態は変わっておらず、仕事もアルバイトすら長く続けることができません。

障害年金の申請をしようとケースワーカーさんに相談したのですが、少し難色を示されました。

やってみないとわからないということなのでしょうが、この病気で障害年金の受給は厳しいでしょうか。

解離性同一性障害で障害年金の認定を得ることは、困難です。

というのは、解離性同一性障害などの神経症性障害にあっては、原則として障害年金の認定の対象となりません。

神経症の障害年金での取り扱いについて

神経症にあっては、その症状が長時間持続し、一見重症なものであっても、原則として、認定の対象とはなりません。

「神経症にあっては原則として認定対象とならない」とは、その傷病による障害については、それがどのようなものであっても、その状態をもって、障害等級に該当する程度以上の障害の状態にあたるものとはしない、との趣旨となっております。

ただし、その臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症または気分障害に準じて取り扱うとされ、例外的に認定の対象となります。

強迫性障害については再審査請求で支給となった裁決もあります。

 

診断名が、解離性同一性障害だけでなく、うつ病や双極性障害などの認定対象となる病名も併存している場合は、これらの傷病が認定の対象となります。

15歳の時から精神疾患を患っているとのことですので、障害の状態が1級もしくは2級にする場合、障害基礎年金の受給が可能となります。

一度、主治医に診断名を確認してみてはいかがでしょうか。

精神の障害の認定基準

  • 1級…精神の障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
  • 2級…精神の障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
  • 3級…精神に、労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

 

(本回答は2022年4月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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