脳脊髄液減少症という病気の場合、どの型式の診断書に書いてもらえばよいのかわかりません。

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脳脊髄液減少症という病気の場合、どの型式の診断書に書いてもらえばよいのかわかりません。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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脳脊髄液減少症という病気の場合、

主治医に書いてもらう診断書類は、

肢体の障害用とか循環器用とか診断書の型式が何種類かあるようなのですが

どの型式の診断書に書いてもらえばよいのかわかりません。

本回答は2017年7月現在のものです。

 

脳脊髄液減少症については、肢体の障害用診断書で申請をしますが、

日中(起床から就床まで)の臥床時間が重要となります。

診断書の「その他の精神・身体の障害の状態」欄に、

日中の臥床時間を明記していただき、提出します。

 

脳脊髄液減少症は、

頭部への強い衝撃(交通事故や転倒)などで脳や髄液を覆う硬膜に穴が開き、

脳脊髄液(髄液)が持続的ないし断続的に漏出することによって、脳髄液が減少し、

頭痛、頸部痛、めまい、耳鳴り、視機能障害、

倦怠・易疲労感などを引き起こすと考えられている疾患です。

 

脳脊髄液減少症の認定基準を一部例示すると、以下の通りです。

脳脊髄液減少症の認定基準について

【1級】

  • 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの、たとえば、障害の程度は、閉眼での起立・立位保持が不可能であり、開眼での直線10メートル歩行が困難である。また、全身の痛みがひどく心身ともに疲弊しており、日常生活動作が一人で全くできない、又は一人でできるが非常に不自由な状態で、ほとんど介助を要する状態で、日中の大半を臥床して過ごしているもの

【2級】

  • 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの、たとえば、障害の程度は、閉眼での起立・立位保持が不可能であり、開眼での直線10メートル歩行が困難である。また、頭痛やめまいをはじめとする多様な症状のため、日常生活動作が一人でできてもやや不自由、又は一人でできるが非常に不自由な状態であり、外出も困難で労働能力はないもの

【3級】

  • 労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの、たとえば、閉眼での起立・立位保持が不安定で、開眼での直線10メートル歩行に支障がある。また、頭痛や上背部痛などの多様な症状のため、日常生活動作の大半が一人でできてもやや不自由な状態であり、労働能力が大幅に低下しているもの

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

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よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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