脳梗塞で倒れ入院し、片目が不自由。障害年金など給付など受けることは可能なのでしょうか?

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脳梗塞で倒れ入院し、片目が不自由。障害年金など給付など受けることは可能なのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私の父は59歳、会社員です。

去年脳梗塞で倒れ入院し、片目が不自由になり、片手などしびれが残る可能性があるそうです。

もしこうなった場合、障害年金など給付など受けることは可能なのでしょうか?

父は高卒から40年以上基礎年金も厚生年金も支払ってきています。

また、失業給付では会社都合の場合で20年以上の場合、

障害として360日に支給期間が延長できるとかはできないのでしょうか?

本回答は2017年5月時点のものです。

 

脳梗塞のため、一眼の視覚障害と肢体の機能の障害が残った場合、

以下の認定基準によって審査されることが考えられます。

 

一眼の障害の認定基準は、以下の通りとなっています。

一眼の障害の認定基準

  • 3級…一眼の視力が0.1以下に減じ、症状が固定していないもの
  • 障害手当金…一眼の視力が0.1以下に減じ、症状が固定しているもの

 

肢体の障害の認定について

肢体の機能の障害の程度は、

関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

各等級に相当すると認められるものを一部例示すると、以下の通りです。

半身まひの認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの…日常生活における動作のすべてが「一人で全くできない」又はこれに近い状態

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…日常生活における動作の多くが「一人で全くできない場合」又は日常生活における動作のほとんどが「一人でできるが非常に不自由な場合」

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの…日常生活における動作の一部が「一人で全くできない場合」又はほとんどが「一人でできてもやや不自由な場合」

 

ご質問内容からは障害の状態や日常生活状況等が分かりかねるため、

受給の可否については判断いたしかねますが、

上記の認定基準を参考にしていただき、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、雇用保険の基本手当の給付日数は、障害者等の就職困難者の場合、

150〜360日とされています。

お父さまの場合、現在59歳で会社に20年以上勤めていたとのことですので、

所定給付日数は360日とされることが考えられます。

詳細はお近くのハローワークでご確認ください。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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