事故当時、自営業だと、障害年金の受給は難しいですか?

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事故当時、自営業だと、障害年金の受給は難しいですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

2年前に事故にあい、その時左足の手術をしたのですが、

手術した時から左足裏のしびれ、むくみ、骨盤等の痛みが取れず、

夕方には左足は棒の用に重くなります。

現在は痛みが激しく仕事もあまり出来ませんが、

自営業のため休むと収入が減ってしまいます。

事故当時も自営業でした。やはり私の場合、障害年金の受給は難しいですか?

 

本回答は2018年2月時点のものです。

 

事故当時も自営業でした、とありますが、

初診日の時点では国民年金加入中であったと拝察いたします。

その場合、障害基礎年金の申請となりますので、

障害の程度が1級もしくは2級に相当する場合、支給されます。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、

初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

 

障害厚生年金の申請では、3級相当の状態でも支給されますが、

障害基礎年金の申請では、2級以上に該当しない場合は支給されません。

障害基礎年金の受給が難しいと言われるのは、そのためでしょう。

 

下肢の機能障害の認定基準は、以下の通りです。

下肢の障害の認定基準

【1級】

  • 両下肢の用を全く廃したもの…両下肢の3大関節中それぞれ2関節以上の関節が全く用を廃したもの

【2級】

  • 両下肢の機能に相当程度の障害を残すもの、例えば、両下肢の3大関節中それぞれ1関節の他動可動域が、「肢体の障害関係の測定方法」による参考可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  • 一下肢の用を全く廃したもの…一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が全く用を廃したもの
  • 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

【3級】

  • 両下肢に機能障害を残すもの、例えば、両下肢の3大関節中それぞれ一関節の筋力が半減しているもの
  • 下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの、例えば、起床から就寝まで固定装具を必要とする程度の動揺関節をいう
  • 身体の機能に、労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの

 

ご質問者様の場合、現在も自営業を続けておられるようですが、

働いていても、障害の程度が上記の2級以上に該当する場合は、

障害基礎年金の認定を得られる可能性が考えられます。

 

ご質問内容からは、筋力や可動域等の数値が分かりかねますが、

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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