父は視覚障害で障害年金をもらうことはできるのでしょうか?

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父は視覚障害で障害年金をもらうことはできるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私の父(70歳)は幼少の頃から弱視だと言われたそうですが、

その後治療することもなく、

見えにくい生活を普通のことと考え生活してきました。

去年から腰の具合が悪く通院をしていますが、

移動にタクシーを使うため、年金生活を圧迫しています。

父は視覚障害で障害年金をもらうことはできるのでしょうか?

 

本回答は2018年6月現在のものです。

 

障害年金は、原則として65歳の誕生日の2日前までに申請しなければなりません。

65歳以降でも申請できる場合は以下に限られます。

 

65歳以降でも障害年金を申請できる場合

  1. 初診日が、65歳の2日前までにあり、障害認定日の障害状態が障害等級に該当している場合
  2. 前発傷病と後発傷病を併せて、65歳前にはじめて2級となった場合
  3. 初診日において国民年金の任意加入者であった場合
  4. 初診日において厚生年金加入中であった場合

 

上記1の通り、65歳の前からの障害の状態なら65歳を過ぎてからでも申請できます。

しかし、1により申請するためには遡及請求をしなければなりません。

 

遡及請求とは

遡及請求とは、障害認定日に障害等級に該当しているが、

知らなかったなどの理由で、障害認定日から1年以上経過して請求するものです。

障害認定日から3か月以内の診断書を取得することができれば、

遡及請求を行うことができます。

 

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日は、

  • 20歳の誕生日
  • 請求する傷病の初診日から起算して1年6か月を経過した日

のいずれか遅い方となります。

 

ご質問内容から、20歳の頃は通院をしていなかったことが拝察されます。

診断書が取得できなければ、障害年金の申請はできません。

 

なお、老齢基礎年金と障害基礎年金の両方の受給権が得られた場合、

どちらか有利な方を選択することになります。

両方とも受給することはできません。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

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