事故などで重度の障害になったとしても、一年半経たなければ障害年金はもらえないのですか?

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事故などで重度の障害になったとしても、一年半経たなければ障害年金はもらえないのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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障害年金をもらえるのは初診日から一年半たってからだと聞きました。

そこで疑問に思ったのですが、事故などで重度の障害になったとしても、

一年半経たなければ障害年金はもらえないのですか?

 

本回答は2017年5月時点のものです。

 

障害年金は、障害認定日が到来すれば申請することができます。

障害認定日とは

障害認定日とは、障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、

  • 請求する傷病の初診日から起算して1年6月を経過した日
  • 請求する傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

のいずれか早い日となります。

 

※傷病が治った日とは、例えば、初めて医師の診療を受けた日から1年6ヶ月以内に、

以下に該当する日があるときは、その日が「障害認定日」となります。

  1. 人工透析療法を行っている場合は、透析を初めて受けた日から起算して3ヶ月を経過した日
  2. 人工骨頭又は人工関節をそう入置換した場合は、そう入置換した日
  3. 心臓ペースメーカー、植え込み型除細動器(ICD)又は人工弁を装着した場合は、装着した日
  4. 人工肛門の造設、尿路変更術を施術した場合は、造設又は手術を施した日から起算して6ヶ月を経過した日
  5. 新膀胱を造設した場合は、造設した日
  6. 切断又は離断による肢体の障害は、原則として切断又は離断した日(障害手当金又は旧法の場合は、創面が治癒した日)
  7. 喉頭全摘出の場合は、全摘出した日
  8. 在宅酸素療法を行っている場合は、在宅酸素療法を開始した日

また、脳血管疾患による障害の場合も、

初診日から6か月経過後の症状固定日が、傷病が治った日とされています。

 

よって、事故などで重度の障害となった場合、

1年半より早く受給できる場合があります。

 

障害認定日が到来しているのであれば、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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