41歳ですが、広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)と診断。

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41歳ですが、広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)と診断。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私の主人は41歳ですが、10年前に広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)と診断されました。

大学も出て資格もいくつも取得していますが、仕事が続きません。

結婚当初はあまり気づかなかったのですが、

徐々に他の人と違う気がして、友人にアスペを疑われて、心療内科で診断されました。

主治医からの勧めで、一般就労ではなく障害者雇用のため、手帳の申請をしています。

障害年金のことも教えていただきました。

発達障害は子供の時からあったと思われるのですが、

受給できるとしたら何年分もらえますか?

 

本回答は2017年2月時点のものです。

 

ご主人様の場合、

10年前に自閉症スペクトラムと診断された時が初診と認められ、

初診から1年6か月時点の診断書により障害等級に該当していると判断されれば、

遡及請求が認められます。

年金請求の時効は5年ですので、

最大5年分がまとめてもらえることになります。

 

広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)も障害年金の対象となります。

 

発達障害の認定について

発達障害については、

たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により

対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために

日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

 

発達障害は、通常低年齢で発症する疾患ですが、

知的障害を伴わない者が発達障害の症状により、

初めて受診した日が20歳以降であった場合は、その受診日が初診日となります。

 

自閉症スペクトラム障害の等級に該当する障害の状態は、以下の通りです。

自閉症スペクトラムの認定基準

  • 1級…社会性やコミュニケーション能力が欠如しており、かつ、著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするものとする。
  • 2級…社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの
  • 3級…社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの 

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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