障害年金は発達障害では難しいでしょうか?

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障害年金は発達障害では難しいでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

発達障害で32歳です。

現在は両親と同居して障害者雇用で働いています。

給料は月に手取りで6万5千円ほどです。

今は両親と同居しているので、生活できていますが、

姉は結婚して子供がいるし、弟も就職して遠くに住んでいます。

このままでは両親が年を取った後は生活ができなくなります。

障害年金は発達障害では難しいと言われて申請していませんが、

やはり無理でしょうか?

本回答は2017年3月時点のものです。

 

障害年金は病名により支給が決まるものではなく、

障害の状態を審査し、

障害等級に該当する場合に支給されるものとなっています。

そのため、発達障害では受給が困難とは言えません。

 

現在は障害者雇用で働かれているとのことですが、

就労されている場合は、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

職場で受けている援助の内容がわかるように書類を準備しましょう。

 

発達障害の各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

発達障害の認定基準

  • 1級…社会性やコミュニケーション能力が欠如しており、かつ、著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするものとする。
  • 2級…社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの
  • 3級…社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの 

 

ご質問内容からは、日常生活能力等詳細や

コミュニケーション能力についてはわかりかねますが、

障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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