アスペルガー症候群とうつ病。パートの面接に行くと障害年金はもらえないのですか?

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アスペルガー症候群とうつ病。パートの面接に行くと障害年金はもらえないのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

アスペルガー症候群とうつ病です。

働くことができずお金に困っているのですが、

発達障害支援センターにアドバイスをいただいて障害年金の申請をしようと思っています。

しかし、生活のために面接を受けています。

市役所で障害年金の書類をもらうときに色々聞かれて、

「パートの面接にいっています」と答えたら、

「じゃあ働けるんですね」と言われて露骨にいやな顔をされました。

パートの面接にいっていると働けることになるのでしょうか?

それだと障害年金はもらえないのでしょうか?

本回答は2017年3月時点のものです。

 

障害年金は、病気やけがなどによって障害の状態になったときに支給されます。

障害年金の要件は以下の通りとなっております。

  1. 初診日において原則としていずれかの年金制度の被保険者であること
  2. 保険料納付要件をみたすこと(20歳前傷病の障害基礎年金を除く)
  3. 障害認定日において障害の状態にあること

つまり、「働くことができないこと」は要件とされていません。

実際に働きながら障害年金を受給されている方もたくさんいらっしゃいます。

 

また、面接に行っていることで直ちに「働ける」と判断されるものでも

「日常生活能力が向上した」と判断されるものでもありません。

 

発達障害の方で就労している場合

就労支援施設や小規模作業所に限らず、

雇用契約により一般就労をしている者であっても、

援助や配慮のもとで労働に従事しています。

そのため、労働に従事していることをもって、

直ちに日常生活能力が向上したものと捉えず、

現に労働に従事している者については、その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

面接に行っていたとしても、

そのことで直ちに障害年金を受給できなくなるものではありません。

障害年金を申請をしましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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