神経症や心身症では、症状が重くても障害年金の対象にはならないのですか?

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神経症や心身症では、症状が重くても障害年金の対象にはならないのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は20代女性無職です。

パニック障害と過敏性腸症候群を抱えています。

障害年金の申請をしたいのですが、パニック障害は神経症で、過敏性腸症候群は心身症で、どちらも対象ではないと言われました。

神経症や心身症では、症状が重くても障害年金の対象にはならないのですか?

パニック障害などの神経症にあっては障害年金の対象にはなりませんが、過敏性腸症候群は障害年金の対象となります。

 

過敏性腸症候群については、次の認定基準によって審査されます。

障害の状態が認定基準に該当する程度であれば、受給できる可能性が考えられます。

その他の疾患の認定基準について

全身状態や栄養状態、年齢、術後の経過、予後、原疾患の性質、進行状況等、具体的な日常生活状況等を考慮し、総合的に認定されます。

【1級】

  • 身体の機能に障害又は長期にわたる安静を必要とする症状があり、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
  • 身の回りのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

次のいずれかに該当するもの

  • 身の回りのことはある程度できるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

【3級】

  • 労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの。 例えば、軽い家事、事務など

 

障害年金は、障害の状態以外に、次の要件を満たさなければなりません。

上記の認定基準と併せて、次の要件についても確認し、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するための要件

  1. 初診日要件…障害の原因となった病気やケガを医者か歯科医師に診てもらった日は、国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか
  2. 保険料納付要件…初診日の前日において、一定以上の年金保険料を納めているかどうか。
  3. 障害認定日要件…障害認定日の状態が、厚生労働省が定めた「障害の基準」を満たしているかどうか

 

(本回答は2022年8月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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