外国人でも障害年金を申請できるのでしょうか?

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外国人でも障害年金を申請できるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

こんにちは。

教えていただきたいのですが、

私は国籍は中国ですが、大学時代に来日し20年近く日本で暮らしています。

大学卒業後も日本の企業で就職し、今後も日本で暮らしていく予定です。

年金も就職時に厚生年金に加入し、ずっと払ってきました。

この度、激務からうつ病を発症し、傷病手当金の受給を受けました。

間もなく傷病手当金も終わります。

障害年金というものがあると聞き、申請したいと考えていますが、

外国人でも申請できるのでしょうか?

本回答は2018年8月現在のものです。

 

外国籍の方であっても、障害年金を申請することができます。

 

障害年金には、「初診日要件」というものがあります。

「初診日要件」とは

初診日は、国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか、

その加入していた制度によって、もらえる年金の種類が決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

※初診日とは…障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

上記の初診日要件を満たしており、下記の保険料納付要件を満たしいていれば、

障害年金を申請することができます。

障害年金は、外国籍の方を排除するものではありません。

 

「保険料納付要件」とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

上記の初診日要件、保険料納付要件を満たしており、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合、障害年金を受給することができます。

 

うつ病の各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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