17歳から身体障害です。大学在学中年金を払っていませんでした。それでも障害年金は受給できるのでしょうか。

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17歳から身体障害です。大学在学中年金を払っていませんでした。それでも障害年金は受給できるのでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

17歳の時に身体障害者手帳2級を取得しました。

現在26歳です。

「身体障害者手帳2級なら障害年金を申請したらもらえるんじゃないの」と時々言われますが、

20歳から22歳までの大学に行っていた期間、

年金を払っていませんでした。

それでも年金ってもらえるものなのでしょうか?

本回答は2016年4月時点のものです。

 

障害年金は、保険料納付要件を満たしていなければ申請することができません。

保険料納付要件

原則として、初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までに被保険者期間の3分の2以上が保険料納付済み期間または保険料免除期間で満たされていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

ご質問者様の場合、17歳の時に身体障害者手帳を取得したとのことですので、

上記※に該当し、保険料納付要件は問われません。

そのため、障害年金の申請をすることができます。

 

なお、以下の点には注意が必要です。

身体障害者手帳と障害年金の関係

身体障害者手帳と障害年金は、

根拠法も審査機関も認定基準も異なる全く別の制度となっています。

そのため、身体障害者手帳の等級と障害年金の等級は対応していません。

身体障害者手帳3級だが、障害年金2級となるケースもありますし、

身体障害者手帳1級だが、障害年金3級となるケースもあります。

 

身体障害者手帳2級なら障害年金を受給できるとは限りませんので、

ご注意ください。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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