トップ Q&A 国民年金保険の納付要件 障害年金による全額免除期間について追納しないと老後の厚生年金の額は少なくなるのでしょうか? 中井智博社会保険労務士 詳しいプロフィール 中井智博社会保険労務士 これまでの経歴 2004年:厚生労働省入省 2008年:社労士資格を取得 2012年:西宮市の社労士事務所に就職 2015年:独立し、中井事務所を設立 実績や、業務に対する姿勢など、詳しいプロフィール 中井事務所 ホームページ × 公開日:2015年10月5日 障害基礎年金受給中です。 この度、就職が決まり厚生年金に加入する予定です。 これまで国民年金の全額免除期間が2年あります。 この免除期間を追納しないと老後の厚生年金の額は少なくなるのでしょうか? 老後は、障害基礎年金+老齢厚生年金を受給しようと思っています。 本回答は2015年10月時点のものです。 全額免除の期間についての老齢基礎年金の額は、2分の1を納付したものとして計算されます。 そのため追納しなければ、老齢基礎年金の額は下がります。 しかし、老齢厚生年金の報酬比例部分については影響しません。 障害年金と老齢年金の両方の受給権を得られた場合の受給可能な組み合わせは、 障害基礎年金+障害厚生年金 老齢基礎年金+老齢厚生年金 障害基礎年金+老齢厚生年金 の3通りとなります。 そのためご質問者様のケースでは、 障害基礎年金が支給停止とならなかった場合は、 「障害基礎年金+老齢厚生年金」の組み合わせが最も有利となると考えます。 社労士への依頼も合わせてご検討ください 疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。 お気軽にお問合せください。 障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。 煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。 どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。 お電話でも承ります 06-6429-6666 平日9:00~18:00 このQ&Aの回答者 中井智博社会保険労務士 これまでの経歴 2004年:厚生労働省入省 2008年:社労士資格を取得 2012年:西宮市の社労士事務所に就職 2015年:独立し、中井事務所を設立 実績や、業務に対する姿勢など、詳しいプロフィール 中井事務所 ホームページ 国民年金保険の納付要件に関するその他のQ&A 障害年金3級を受給できることになったら、若年者納付猶予を受けられなくなるのですか? 若年者納付猶予を受けています。障害年金を申請しようと思っていますが、せいぜい3級だと言われています。もし障害年金3級を受給できることになったら、若年者納付猶予を受けられなくなるとケースワーカーさんに言われたんですが、本当でしょうか?ケースワーカーさんが言うには、3級だと年金の支払い義務があるそうです。 回答の続きを読む 障害厚生年金3級をもらっています。申請したら年金を免除してもらえませんか? 今障害厚生年金3級をもらっています。障害年金をもらっていますが、国民年金を払わないといけません。収入もない障害年金以外ない中、国民年金を払わなければならないのは正直きついです。2級になったら年金は免除されると聞きましたが、3級では免除されないのですか?申請したら免除してもらえませんか? 回答の続きを読む 障害基礎年金2級です。厚生年金は免除を受けられないのでしょうか? 身体障害で障害基礎年金2級をもらっています。平成26年から厚生年金に加入しました。それまでは3号被保険者で夫が私の分の年金を払っていました。障害基礎年金2級だと年金は免除になると聞きましたが、厚生年金は免除を受けられないのでしょうか? 回答の続きを読む 「旦那さんが働いてるなら障害年金なんてもらう必要ないでしょ」と言われています。 障害年金の申請をしようか迷っています。主人が普通に働いています。そのため、医師には「旦那さんが働いてるなら年金なんてもらう必要ないでしょ」と言われています。障害年金は主人の収入が関係ないという風にネットに載っていますが、実際はどうなんでしょうか? 回答の続きを読む 障害年金を受けられるようになっても、国民年金はこれまで通り払わないといけませんか? 障害年金を請求して結果待ちです。もし障害年金を受けられるようになっても、国民年金はこれまで通り払わないといけませんか?免除は受けられないのでしょうか? 回答の続きを読む 国民年金保険の納付要件に関するQ&Aをもっと見る