本回答は2018年3月時点のものです。
心臓の血管にバイパス手術を受けたとしても、
そのことにより直ちに障害年金の受給が決定するものではありません。
人工血管を挿入した場合の障害年金
【3級】
胸部大動脈解離(Stanford分類A型・B型)や胸部大動脈瘤により、
次の1及び2を満たすもの
- 人工血管を挿入したもの
- 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの、または軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
上記2を満たせない場合や、大動脈疾患ではない場合、
人工血管を挿入したとしても不支給となる可能性は考えられます。
障害年金の申請について
障害の状態によって等級が決まりますが、
提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが
数多くあります。
そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、
1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。
慎重にご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください
よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。