糖尿病で足の薬指と小指を切断。障害年金はもらえるのでしょうか?

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糖尿病で足の薬指と小指を切断。障害年金はもらえるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

兄は10年前から糖尿病で、半年前には右足の薬指と小指を切断しました。

兄は長年個人タクシーで生計を立てていましたが、今は殆ど仕事ができていません。

兄は障害年金がもらえるのでしょうか?

本回答は2020年9月現在のものです。

 

糖尿病の検査数値が認定基準に該当する程度であれば、3級が認定される可能性が考えられます。

糖尿病の認定基準

糖尿病については、必要なインスリン治療を行ってもなお血糖のコントロールが困難なもので、以下のすべてを満たすものについて、3級に認定されます。

  • 90日以上のインスリン治療を行っている
  • Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度
  • 日常生活の制限が一定の程度

 

ただし、3級は厚生年金にしかない等級です。

糖尿病のために初めて病院を受診した日(初診日)が厚生年金加入期間中であれば、障害厚生年金の請求となるため、3級の認定を得ることができますが、自営業で国民年金加入期間中の場合は、障害基礎年金の請求となるため、3級相当では認定を得ることはできません。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

 

検査数値を併せて、どちらの年金制度の請求になるかについても確認したうえで、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、足の指の欠損については、等級には該当しないでしょう。

一下肢の欠損障害の認定基準

【2級】

  • 足関節以上で欠くもの

【3級】

  • リスフラン関節以上で失ったもの

【障害手当金】

  • 親指又は他の4指以上を失ったもの

 

弊所では、初めて受診した日の特定から、受給の可能性があるかの判断、どのように申請作業を進めるか、そして申請、受給までフルサポートを行っております。

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障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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