先天性心室中核欠損症。障害年金もらえるか。

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先天性心室中核欠損症。障害年金もらえるか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は先天性心室中核欠損症で3歳のころ手術を行いました。

3歳のころの手術以降特に問題もなく生活しておりました。

しかし30歳の時ウェンケバッハ型房室ブロックと診断され、その数年後モービッツ2型と診断されました。

このまま症状が悪化すれば、ペースメーカー装着と言われました。

私がペースメーカーを装着した場合、

「20歳前傷病による障害基礎年金にかかる所得制限」には該当せず、

30歳の時に傷病を負ったと考え、所得制限は適応されないでしょうか?

 

本回答は2017年2月時点のものです。

 

3歳のころ手術を行ったものの、

27年もの間受診をしなかったとのことですので、

通院を開始した日が初診日として認められる可能性が考えられます。

 

障害年金には、社会的治癒という考え方があります。

社会的治癒とは

社会的治癒とは、

医療を行う必要がなくなり社会復帰して、

無症状で医療を受けることなく相当期間(傷病にもよりますが、少なくとも5年)経過している場合に、

前の傷病と後の傷病を分けて取り扱う考え方です。

 

障害年金には原則として所得制限はありません。

そのため、所得額によって直接支給停止となることはありません。

所得がいくらであっても、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合は、

障害年金を受給することができます。

 

例外として20歳前傷病の障害基礎年金の場合は、所得制限があります。

20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限

扶養親族がいない場合、

  • 所得額4,621,000円を超えると全額支給停止
  • 所得額3,604,000円を超えると年金額の2分の1が支給停止

 

ご質問者様の場合、30歳の時が初診が認められた場合は、

所得制限はありません。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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