主治医が障害厚生年金はまだ無理だと言いますが、どうすればもらえるでしょうか。

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主治医が障害厚生年金はまだ無理だと言いますが、どうすればもらえるでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

夫は5年前からパーキンソン病と診断されています。

徐々に進行しているのと、薬の影響なのか突然居眠りをしたり暴力的になるなどがあり、勤めていた会社は半年前に退職しました。

現在58歳で、いくらか退職金はいただきましたが、底が尽きるのは時間の問題です。

障害厚生年金を請求したいのですが、今の主治医は、薬の加減で良くなるはずと言い、まだ無理だと言います。

しかし働ける状態ではないですし、私が世話をするのも限界があります。

障害厚生年金が受給できれば施設の利用も考えているのですが、どうすれば障害厚生年金がもらえるでしょうか。

パーキンソン病のため肢体の機能に障害がある場合、次の認定基準によって審査されます。

今後の服薬で改善の可能性があっても、現時点で認定基準に該当する程度であれば、障害厚生年金が受給できる可能性が考えられます。

まずはそのことを主治医にもご理解いただき、診断書を作成していただきましょう。

パーキンソン病の認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの
  • 四肢の機能に相当程度の障害を残すもの

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの
  • 四肢に機能障害を残すもの

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの

※日常生活における動作と身体機能との関連は、厳密に区別することはできませんが、おおむね次の通りとされています。

【手指の機能】

  • つまむ(新聞紙が引き抜けない程度)
  • 握る(丸めた週刊誌が引き抜けない程度)
  • タオルを絞る(水を切れる程度)
  • ひもを結ぶ

【上肢の機能】

  • さじで食事をする
  • 顔を洗う(顔に手のひらをつける)
  • 用便の処置をする(ズボンの前のところに手をやる)
  • 用便の処置をする(尻のところに手をやる)
  • 上衣の着脱(かぶりシャツを着て脱ぐ)
  • 上衣の着脱(ワイシャツを着てボタンをとめる)

【下肢の機能】

  • 片足で立つ
  • 歩く(屋内)
  • 歩く(屋外)
  • 立ち上がる
  • 階段を上る
  • 階段を下りる

 

診断書を作成していただければ、障害厚生年金の申請が可能となります。

上記の認定基準に該当する程度であれば、認定が得られる可能性が考えられます。

 

主治医に診断書を作成してもらい、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

(本回答は2022年3月現在のものです。)

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