実際のところ、がんでも障害年金はもらえるのですか?

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実際のところ、がんでも障害年金はもらえるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

直腸がんです。

がんでも障害年金がもらえるということをネット見ましたが、

一方で「がんだけど障害年金をもらえなかった」という記事もよく見かけます。

実際のところ、がんでも障害年金はもらえるのですか?

本回答は2018年2月時点のものです。

 

がんも障害年金の認定の対象となっています。

しかし、がんであれば受給できるというものではなく、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合に、

障害年金の受給をすることができます。

 

悪性新生物の各等級に該当する障害の状態は、以下の通りです。

悪性新生物の認定基準

【1級】

  • 著しい衰弱又は障害のため、身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 衰弱又は障害のため、身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 衰弱又は障害のため、歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

【3級】

  • 著しい全身倦怠のため、歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの
  • 著しい全身倦怠のため、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの。 例えば、軽い家事、事務など

 

ご質問者様がインターネット上で目にされた、

「がんだけど障害年金をもらえなかった」という記事の方は、

上記認定基準に該当しなかった、

若しくは保険料納付要件を満たしていなかった可能性等が考えられます。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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