リストラ後は障害厚生年金をもらえないのですか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

リストラ後は障害厚生年金をもらえないのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

障害厚生年金2級をもらっていて、

基礎年金と厚生年金の支給を受けています。

しかし、障害厚生年金を受けているから収入があると思われたのか、

会社をリストラされることになりました。

会社に勤めているから障害厚生年金をもらえていると思うのですが、

リストラ後は障害厚生年金をもらえないのですか?

ということは、基礎年金だけになって金額は下がるのですか?

本回答は2016年4月時点のものです。

 

障害厚生年金を受給されている方が、

退職されて、厚生年金被保険者ではなくなったとしても、

そのことにより障害厚生年金から障害基礎年金に変更されることはありません。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を申請できるか、障害基礎年金の申請となるかは、

初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

となります。

 

障害厚生年金の受給となるか、障害基礎年金の受給となるかは、

初診日によって決まります。

初診日に厚生年金に加入されていて、

障害厚生年金を受給されている方が、

その後、退職されて国民年金の被保険者になったとしても、

障害厚生年金の受給であることは変わりません。

そのため、厚生年金部分(報酬比例部分)の支給が受けられなくなることはありません。

 

障害年金の更新について

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

2010年から2013年の4年間で6割増えている県もあり、近年増加傾向にあります。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重に書類をご準備ください。


社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00