聴覚障害の方が正社員として給与が支払われているのに、障害年金も支給されるのですか?

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聴覚障害の方が正社員として給与が支払われているのに、障害年金も支給されるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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私が働く職場に聴覚障害の方がいます。

先日、その方が障害年金をもらっているという話をしていました。

その方は、障害者雇用でもなく、正社員として給与が支払われているのに、

障害年金も支給されているというのは、不正受給にはならないのですか?

福祉や市区役所に言ったら、支給停止になりますか?

本回答は2018年5月現在のものです。

 

障害年金は、支給要件を満たすことができれば、就労をしていても支給されます。

 

障害年金は、「就労していないから受給できる」というものではなく、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合、受給することができます。

 

特に身体障害の場合、

障害認定基準に労働の制限については記載されておらず、

労働による収入があっても、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合、受給することができます。

 

聴覚障害による障害年金の認定基準は以下の通りです。

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

 

上記のように、聴覚障害の方の場合、

聴力レベルによって等級が定められており、

就労状況や収入の有無等は審査の対象にはなりません。

そのため、正社員として給与が支払われていても、

障害年金の不正受給にはなりません。

 

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