アロディニアではせいぜい3級と聞きましたが、障害基礎年金をもらえる可能性はないですか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

アロディニアではせいぜい3級と聞きましたが、障害基礎年金をもらえる可能性はないですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

事故をきっかけにアロディニアになりました。

痛みがひどく、服が触れるだけで痛みがあり、服を着ることができません。

そのため働くことも出来ず、両親の世話になりながら貯金を切り崩している状態です。

障害基礎年金の申請をしましたが不支給になりました。

今のままでは生活ができないです。

アロディニアではせいぜい3級と聞きましたが、

障害基礎年金をもらえる可能性はないのでしょうか?

本回答は2015年7月時点のものです。

 

疼痛の認定について

疼痛は、原則として認定の対象とはなりませんが、

四肢その他の神経の損傷によって生じる灼熱痛、

脳神経及び脊髄神経の外傷その他の原因による神経痛、

根性疼痛、悪性新生物に随伴する疼痛等の場合は、

疼痛発作の頻度、強さ、持続時間、疼痛の原因となる他覚所見等により、

次のように取り扱われます。

  • 軽易な労働以外の労働に支障がある程度のものは、3級と認定する。
  • 一般的な労働能力は残存しているが、疼痛により時には労働に従事することができなくなり、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるものは、障害手当金に該当するものと認定する

 

このような認定基準があるために、

「アロディニアではせいぜい3級」と聞かれたものと推察いたします。

 

しかし、そもそも2級の障害の状態の基本は、

身体の機能の障害または長期にわたる安静を必要とする病状が、

日常生活が著しい制限を受けるかまたは

日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものとします。

 

この日常生活が著しい制限を受けるかまたは

日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度とは、

必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、

日常生活は極めて困難で、労働により収入を得ることができない程度のものです。

 

例えば、家庭内の極めて温和な活動(軽食作り、下着程度の洗濯等)はできるが、

それ以上の活動はできないものまたは行ってはいけないもの、

すなわち、病院内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね病棟内に限られるものであり、

家庭内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね家屋内に限られるもの

とされています。

 

つまり上記のような状態であれば、

原則として病名にこだわらず2級認定の可能性があるということになります。

実際に、疼痛が主たる症状である線維筋痛症で2級以上の認定を得ている事例もあります。

アロディニアであったとしても、それだけで障害基礎年金を諦める必要はありません。

障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00