うつ病で障害者年金をもらっています。社会保険に入ったら障害者年金はどうなりますか?

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うつ病で障害者年金をもらっています。社会保険に入ったら障害者年金はどうなりますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日: 最終更新日:

うつ病で障害者年金をもらっています。

現在アルバイトで1日8時間勤務しています。

社会保険に加入しなければいけないと会社から言われています。

しかし、障害者年金をもらって年金を免除してもらっている状態で社会保険に入ることは可能なのでしょうか?

そうした場合、障害者年金はどうなるでしょうか?

止められては困るのですが。

障害年金1級または2級の認定を得ていることにより国民年金保険料の法定免除を受けている場合でも、社会保険に加入することは可能です。

この場合、厚生年金の被保険者となりますので、厚生年金保険料は免除となりません。

また、障害年金、社会保険に加入したことで直ちに支給停止となるものではありません。

障害年金は、障害の状態が障害等級に該当しないと判断された場合に、支給停止となります。

以下では、まず、どのような状態ならうつ病で障害基礎年金を受給できるかを確認し、精神障害で就労している場合の審査についてみていきましょう。

どのような状態ならうつ病で障害基礎年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

1級、2級、3級の状態は、以下の通りとなっています。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

では、精神障害で就労をしている場合の取扱いについて確認しましょう。

精神障害で就労をしている場合の取扱い

就労支援施設や小規模作業所などに参加する方に限らず、雇用契約により一般就労をしている方であっても、援助や配慮のもとで労働に従事しています。

したがって、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものと捉えず、現に労働に従事している方については、

  • 療養状況…通院の状況や在宅での療養の状況等
  • 仕事の種類、内容…その仕事を一般の人と同じ条件でこなせているか、病気のために特別な配慮や制限が必要な状態か
  • 就労状況…出勤状況への影響はないか
  • 仕事場で受けている援助の内容…職場が病気に合わせて、どれだけ手加減やサポートをしてくれているか
  • 他の従業員との意思疎通の状況…臨機応変な対応や意思疎通に困難な状況が見られないか

等を十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

本事案の場合

社会保険に加入したことで直接、障害年金が支給停止になることはありません。

状態が改善し、障害の状態が障害等級に該当しないと判断されれれば、支給停止となります。

本事案の場合、日常生活能力や障害の状態が分かりかねますので、受給を継続できる可能性の検討はいたしかねますが、上記をご参考いただければ幸いです。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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