ベーチェット病で障害年金をもらうことはできるのでしょうか?

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ベーチェット病で障害年金をもらうことはできるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は長年、原因不明の体調不良に悩まされていましたが、最近ようやくベーチェット病と診断されました。

視力が落ちて眼科に行ったことがきっかけで、ぶどう膜炎と診断され、それまでのさまざまな症状から確定診断に至りました。

なんとか仕事は続けていますが、まもなく60歳になりますし、この機会に早期退職して療養しようかと考えています。

しかし老齢年金がもらえるまで数年ありますし、退職金の切り崩しだけで生活ができるか心配です。

ベーチェット病は障害年金がもらえる病気だと聞きましたが、私の場合、障害年金をもらうことはできるのでしょうか?

本回答は2020年11月時点のものです。

 

ベーチェット病は障害年金の対象となっています。

しかし、障害年金はベーチェット病であれば受給できるというものではありません。

 

ベーチェット病で障害年金をもらうためには、次の要件を満たす必要があります。

  • 初診日(初めて病院を受診した日)が明確
  • 保険料納付要件を満たしている
  • 障害認定日の状態が認定基準に当てはまる程度

<視力障害の認定基準>

  • 1級…両眼の視力の和が0.04以下のもの
  • 2級…両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
  • 3級…両眼の視力が0.1以下に減じたもの、または、障害手当金の程度であり症状固定していないもの
  • 障害手当金…両眼の視力が0.6以下に減じたもの、または、一眼の視力が0.1以下に減じたもの

※屈折異常のあるものについては、矯正視力により認定する。

※両眼の視力とは、それぞれの視力を別々に測定した数値であり、両眼の視力の和とは、それぞれの測定値を合算したものをいう。

 

また、ベーチェット病の症状はさまざまであり、眼症状以外にも口内炎や関節炎などがある場合は、それぞれの認定基準により審査されることが考えられます。

 

ご質問内容からは、障害の程度がわかりかねますが、上記の認定基準等を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、ご質問者様の場合、初診日が古いことが考えられます。

申請にあたっては、まずは初診日の確認から行いましょう。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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