椎間板ヘルニアで休職中。傷病手当金が終了すれば障害年金がもらえますか?
- 詳しいプロフィール
- 2004年:厚生労働省入省
- 2008年:社労士資格を取得
- 2012年:西宮市の社労士事務所に就職
- 2015年:独立し、中井事務所を設立
-
44歳男性会社員です。
椎間板ヘルニアで休職中で、傷病手当金をもらっていますが、
- 傷病手当金が終了すれば障害年金がもらえますか?
- もらえるとすれば金額はどのくらいですか?
- 傷病手当金のように期限がありますか?
- 何かデメリットがありますか?
-
本回答は2017年2月時点のものです。
椎間板ヘルニアも障害年金の対象となっています。
1、傷病手当金から自動的に障害年金に切り替わることはありません。
障害年金は、傷病手当金とは別に申請する必要があります。
2、障害年金の受給額は、等級等によって決定されます。
障害年金の受給額(平成28年)
障害年金の受給額は平成28年現在、以下の通りとなっています。
- 障害基礎年金1級…年975,100円
- 障害基礎年金2級…年780,100円
- 障害厚生年金1級…年975,100円+報酬比例の年金額×1.25
- 障害厚生年金2級…年780,100円+報酬比例の年金額
- 障害厚生年金3級…報酬比例の年金額(最低保証額585,100円)
※障害基礎年金の受給権者に加算対象となる子がいる場合、子の加算を受けることができます。
※障害厚生年金1級、2級の受給権者に加給対象となる配偶者がいる場合、配偶者の加給年金を受けることができます。
3、原則として、障害年金は有期認定となります。
その場合は、通常1年から5年の期間おきに更新が必要となります。
更新の時期は、診断書の内容や、これまでの障害状態の変化、病歴等により決められます。
4、何をデメリットととらえるかはひとそれぞれですので、
デメリットの有無についてはお答えしかねます。
しかしながら、障害年金は現金給付となりますので非常にメリットは大きいと言えるでしょう。
障害年金の申請について
障害の状態によって等級が決まりますが、
提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが
数多くあります。
そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、
1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。
慎重にご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください
よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。
もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。
お気軽にお問合せください。
障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。
お電話でも承ります
06-6429-6666
平日9:00~18:00
このQ&Aの回答者
- 2004年:厚生労働省入省
- 2008年:社労士資格を取得
- 2012年:西宮市の社労士事務所に就職
- 2015年:独立し、中井事務所を設立
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