本回答は2016年2月時点のものです。
まず、お父様が障害基礎年金を受給していることで、
ご質問者様が障害基礎年金を受給できなくなるということはありません。
障害年金の受給については、請求者ごとに判断されます。
家族の中に障害年金を受給されている方がいるとしても、
そのことは全く影響しません。
次に、ご質問者様も障害者手帳1級をお持ちであるとのことですが、
障害者手帳と障害年金の等級は対応していません。
障害者手帳と障害年金は、根拠法も認定基準も審査機関も異なる、
全く別の制度となっています。
そのため、障害者手帳が3級だが、障害年金は2級となるケースもありますし、
障害者手帳が1級だが、障害年金は3級となるケースもあります。
ご質問内容からは、1級の障害者手帳をお持ちであるということ以外、
障害の内容、状態については分かりませんので、
受給の可否までは判断しかねます。
しかし、身体障害者手帳1級をお持ちとのことですので、
重い障害であると推察いたします。
受給の可能性は十分に考えられますので、
障害年金の申請をご検討ください。
障害年金の申請について
障害の状態によって等級が決まりますが、
提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが
数多くあります。
そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
また、障害の種類や県によっては支給率が44％(2012年)しかありません。
申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、
1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。
慎重にご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください
上記で申し上げましたように、
障害や県によっては支給率が44％(2012年)となっており、
障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」
との指摘が出ているほどです。
より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。
私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90％以上の確率で受給を勝ち取っています。
もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。
