本回答は2017年2月時点のものです。
心疾患による障害において、大動脈疾患では、
胸部大動脈解離や胸部大動脈瘤により、人工血管をそう入し、かつ、
労働や日常生活に制限を受けるものは3級と認定されることが考えられます。
また、人工弁を装着したものは、原則として3級と認定されます。
内科的疾患を併存している場合は、併合の取り扱いは行わず、
総合的に判断して認定されます。
つまり、必ずしも2級が認定されるものではありません。
ただし、大動脈疾患に関連した合併症(周辺臓器や圧迫症状など)の程度や、
手術の後遺症によっては、さらに上位等級に認定されることが考えられます。
障害年金の申請について
障害の状態によって等級が決まりますが、
提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが
数多くあります。
そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。
審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、
1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。
慎重にご準備ください。
申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。
社労士への依頼も合わせてご検討ください
よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。
もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。
疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。