本回答は2021年2月現在のものです。
療育手帳を持っているから20歳になったら障害年金がもらえる、ということはありません。
療育手帳と障害年金は全く別の制度ですので、療育手帳を持っていることと障害年金を受給することは連動しません。
障害年金を受けるためには、障害年金の支給要件を満たさなければなりません。
ヌーナン症候群は、低身長や胸郭変形、先天性心疾患など様々な程度の知的障害などが認められると言われています。
ご質問者様の場合、療育手帳を持っているとのことですので、知的障害の診断を受けている場合は、20歳の時点の診断書を取得し、次の認定基準に該当する程度であれば、障害基礎年金が受給できます。
知的障害の認定基準
- 1級…食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
- 2級…食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの
どのような診断を受けているか分かりかねますが、障害年金を受けるためにはまず病院を受診しなければなりません。
知的障害なら精神科、心疾患なら循環器科などを受診し、服薬の必要はなくても医師に障害の状態や日常生活状況について把握していただき、20歳の時点の診断書を作成してもらわなければなりません。
障害年金の申請を検討されているのであれば、まずは通える病院を探すことから始められてはいかがでしょうか。
障害年金の申請について
ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。
このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。
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審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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