徳島在住、33歳の女性の障害基礎年金が決定
阿部 久美のブログ

今日は、朝一番で年金事務所に行き、私がサポートして請求を提出していた女性の審査進捗状況を確認してきました。
8月13日付で2級が認定されており、初回の年金支払いは9月15日の予定で次の診断書提出は令和5年4月と、比較的長い更新期間となりました。
この女性は、幼少時より発達に遅れは見られましたが、親御さんたちは「それも一つの個性」ととらえ、大切にはぐくんでこられました。
小学校高学年からは学校に行かなくなり、中学は単位制で全寮制の学園、高校は専門学校に入学するも、すぐに行けなくなり、以降は、お母さまのお仕事を手伝いながら過ごしてこられました。
そういう状況ですから精神科系のかかりつけ医もありませんでした。
ご本人もお母さまも、だんだんとお年を召され、ご本人の将来の経済的不安も大きくなってきたので障害年金の請求を思い立たれご相談いただきました。
私の存じ上げている、障害年金制度に理解のある精神科の医師をご紹介し、検査・診察を受けた上で診断書を作成頂きました。
出来上がった診断書を確認させていただくと、日常生活能力の判定平均と程度は3.3と4であり精神の障害等級判定ガイドラインの目安に当てはめると2級に該当しました。
日常生活能力及び労働能力欄には「現在のような家族経営で極めて保護的な環境下でのみ就労可能である。日常生活においても多くの援助が必要である。」と記されていました。
診断書の内容から「2級は大丈夫」と確信していましたが、3か月程度で想定通りの判定が下り、ホッと致しました、
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