腹膜透析実施中の男性からのご相談
阿部 久美のブログ

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今日は徳島市在住の男性からご相談頂きました。
この男性は、10年位前から糖尿を発症され、その後徐々に腎臓機能も低下し始め、昨年の10月からは腹膜透析を開始されたそうです。
腹膜透析とは通院せずに自宅や職場で透析ができる方法です。胃や腸などの内臓が入っている腹腔(ふくくう)内に男性ならば2リットル程度の透析液を入れて数時間そのままにしておくことで血液中の尿毒素や余分な水分が腹膜を透過して透析液に染み出してくるという方法です。
通常の透析のように透析装置に管を繋ぎっぱなしにする必要がなく、透析液を腹腔にいれている間は普通の生活ができます。ただし腹膜の機能低下などの理由で、腹膜透析ができるのは5〜10年が一般的とのことです。
通常の透析が障害年金では2級に認定されることは比較的よく知られており、ご相談者の男性もご存知でしたが腹膜透析の場合はどうかということで相談されたのです。
念のために年金機構に照会したところ、腹膜透析も2級と認定されるとのことでした。
因みに2016年末現在で透析患者は約33万人。腹膜透析の患者数はわかりませんが腹膜透析と同様に自宅でできる在宅透析を行う患者は600名あまりで年々増えているそうです。この在宅透析も2級に認定されるとのことでした。
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