徳島市在住、統合失調症で7年間入院中の男性でも永久認定はならず
阿部 久美のブログ

徳島市の病院に、統合失調症で7年間入院中の方のご家族から、障害年金の更新手続きのご依頼をいただきました。
ご家族は遠く離れたところにお住まいで、診査の手配などができないので、私にご依頼いただきました。
前回の更新の際は、現在入院中の病院から、往診可能な精神科医を紹介いただき、その先生に往診いただき更新用の診断書を作成いただいたそうですが、今回はその先生が往診をなさらなくなったということで、私にご相談いただきました。
早速、私の存じ上げている、障害年金制度に理解の深い先生にご相談したところ快くお引き受けいただきました。
ご家族の方から、ご本人と入院中の病院に連絡し、了承をとっていただいた上で、私からもその病院にご挨拶のお電話をした上で、約束の当日、精神科医の先生とご一緒に、その病院を訪問し診察の上、診断書を作成していただきました。
出来上がった診断書を拝見させて頂くと日常生活能力の判定は全て「できない」、労働能力は「全く認めない」「改善の見込みはない」とされていました。
更に、今後のことについて、先生にお願いし「年齢、状態からして、今後の回復は望み難く、本人、家族の加齢による負担を考えると永久認定が望ましい。」と記載していただきました。
先日、年金事務所で更新の審査状況を確認したところ、既に決定しており、等級は従前どおり1級でしたが永久認定にはなっておらず「5年後に診断書提出」という決定でした。
更新期間の長さや永久認定かどうかは異議申し立ての対象とはなっていませんので、この判定が最終結論になります。
所謂廃用性委縮状態にあり寝たきりで言葉も発せられない状態です。この方を永久認定とせず、誰を永久認定とするのかという疑問と怒りを感じます。
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