下垂体腫瘍の男性の請求を提出
阿部 久美のブログ

今日は朝一番に年金事務所に行き、現在私がサポートさせていただいている男性の障害基礎年金の請求を提出してきました。
この男性は、約15年ほど前、ふとした怪我がもとで受けたレントゲン映像で脳下垂体に膨らみがあることが発見されました。外傷はほどなく治癒し、脳下垂体の膨らみはこれという自覚症状もなかったため、暫くは放置されていたそうです。
ところが数年後、激しい頭痛や頭重感、疲れやすさ、しんどさを感じるようになり脳外科を受診され、MRI等の検査の結果、下垂体腫瘍と診断されました。暫くはその病院で治療を受けられましたが、徐々に症状がひどくなり、視野にも障害が出てきたため、専門医のいる病院で検査の結果、腫瘍が大きくなっているとのことで摘出のための開頭術を受けられました。ところが腫瘍が視神経に浸潤しており、すべてを摘出すると視覚に障害が出る可能性があるとのことで、全摘出はできませんでした。
現在も定期的に通院、服薬しながら体調不良と将来への不安と戦っておられます。発病後、体調不良が続いているため通常の勤務には就けず、体調の良い時に短期のアルバイトを繰り返しておられます。
障害基礎年金の請求になるため2級以上に認定される必要があります。体調不良の原因はホルモンの異常でありその他の障害用の診断書で請求することになりますが、ホルモン異常は認定事例が少なく、どのような認定基準・要領で審査されるのかも判然としません。
なかなか難しい展開になりそうですが、審査請求や再審査請求、さらには診断書を取り直しての再請求も視野に入れ、懸命にサポートしてまいります。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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