知的障害で療育手帳(B2)の男性に障害基礎年金2級の永久認定
阿部 久美のブログ

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障害年金は、原則として1〜5年の有期認定となります。
切断による障害等、今後障害の状態が変化する見込みがないものについては、永久認定がなされる場合がありますが、精神疾患や内部疾患など、服薬などによって状態が変わる可能性が考えられるものについては、原則としてなされません。
現在、知的障害であっても永久認定とならないことが多くなっています。
ところが、この度、私がサポートさせていただいた案件で2級の障害基礎年金が永久認定されました。
等級の関連性はないとはいえ、療育手帳はB2です。
精神の障害等級認定ガイドラインの目安の基準となる日常生活能力の判定平均と程度は3.12−4で典型的な2級です。
療育手帳をお持ちで障害基礎年金を受給されている方々で、親御さんはもとよりご本人も段々と御歳を召され、先々の更新手続きが不安と仰る方はたくさんおられます。
今のところ日本年金機構は、認定期間の基準は一切明らかにしておらず、又、異議申し立ての対象ともしていません。完全なブラックボックスです。
高齢化が一段と進む中、知的障害をはじめとする様々な障害をお持ちで、障害年金を受給されているご本人も、又、お世話をされているご両親や兄弟姉妹も一様にお年を重ね高齢化します。
障害認定期間についても基準を明示し、永久認定を増やしていく時期ではないかと考えますが如何でしょうか?
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。
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