心筋梗塞の男性からご相談いただきました。
阿部 久美のブログ

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今日は、兵庫県洲本市在住の男性からご相談いただきました。
この男性は、3年ほど前に甲子園球場で野球を観戦中に胸に強い痛みと苦しさを感じ、近くの病院に救急搬送されました。
検査の結果陳旧性心筋梗塞と診断され冠動脈にステントを入れ今も定期的に経過観察中とのことです。
心筋梗塞は認定基準上は虚血性心疾患に区分されその内容は以下の通りです。
1級…病状が重篤で安静期においても、心不全の症状を有し、かつ一般状態区分表のオに該当するもの。
2級…異常検査所見が2つ以上、かつ、軽労作で心不全或いは狭心症などの症状をあらわし、かつ、一般状態区分表のウまたはエに該当するもの。
3級…異常検査所見が1つ以上、かつ、心不全或いは狭心症などの症状が1つ以上あるもので、かつ、一般状態区分表のイまたはウに該当するもの。
この男性の場合、初診時に加入していたのは国民年金ですから、障害基礎年金の請求となり2級以上を狙うことになります。
直近の診断書を拝見すると、異常所見が安静時心電図の陳旧性心筋梗塞1つしかありません。お話を伺ってみると運動負荷心電図は危険性が伴うと判断し実施しなかったそうです。しかしその代わりに薬剤負荷心筋血流シンチという検査を実施し「後壁に虚血あり」との結果を得ているそうです。
この結果も併せて異常所見2つであることを主張し2級を目指すことにしました。
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