前立腺がんの皆様への朗報
阿部 久美のブログ

政府の主導する「働き方改革」のテーマの一つは「がんになっても働き続けられる環境の整備」だそうです。
現在、約32万人程度のがん患者の方々が働きながら治療を受けている一方で、がんと診断された方の3割超が依願退職や解雇を受けているという調査もあります。
男性のがんの中で一番多いのが前立腺がんであり、その患者数は胃がんより多く推計92600人ということです。
治療法の主体は手術と放射線治療です。手術は入院が必要ですし体に負担がかかります。放射線治療は外来通院で治療できますがこれまでは平日に毎日通院して36〜39回の放射線照射を受ける必要があったそうです。
これでは仕事を休むかやめてしまわざるを得ません。ところが昨年の4月から前立腺がんに対する定位放射線治療が保険適用になったそうです。この治療ですと計5回の通院で治療が完了し、1回の照射は2分以内とのことです。(東大病院放射線部門の場合)
現役途中に前立腺がんの診断を受けた方々にとっては朗報だと思います。
「がんになっても働き続けられる環境の整備」或いは「若年認知症になっても働き続けられる環境の整備」といった問題を考える時、障害年金の請求をサポートする立場にある者として、いつも大変不思議に思うことがあります。
それは厚生労働省はもとよりその施策を現実に推し進める県や市区町村等の行政の文章の中に、一切、障害年金のことが登場しないという事実です。
障害年金、とりわけ厚生年金障害給付3級は、正しく「何らかの傷病を得て、働く力が以前よりも半減し収入がダウンしても、その分を障害年金で補いながら自立した生活を続けていく」ことを強力にサポートする制度です。
にもかかわらず公的文書には全くと言っていいほど触れられていません。
これは民である私たちに活躍の場を残してくれているということでしょうか。
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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。
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